エテにとって寂しかった時間
5月頃知人の車の助手席に乗っていて軽い追突にあいリハビリに通っていた
昼間は混んでいて時間が掛かるだろうと思い夕方に通っていた
夕方の6時過ぎから7時過ぎという、まだ寝るには早い時間だった
エテにはご飯を食べさせ、薬を飲ませておく
エテは薬を飲むと布団に入って寝ようとした。
起きてていいよ^^と言ってもテレビを消し電気を消しさっさと布団に入る。
昼間、外で思いっきり遊ぶわけでもないので眠くもないだろうと思うのだが。
母が病院に行き、誰もいなくなると寝なくてはいけないと思うのか??
話が出来ず気持ちを聞く事も出来ないのでホントのところはわからない
兎に角、7時だろうが6時だろうが母が病院に行く時間に布団に入る
『行ってくるね。直ぐ帰って来るよ』エテに声を掛け、家を出る
リハビリが終わり、買い物をして帰って来ると既に眠っている事もある
が、ほとんどは寝ないで母を待っている。
母がいないので取り合えず布団には入ってみるものの、やっぱり眠れず。。
起きて遊んでくれててもいいのだが(ちょっと怖いけど)それは嫌なのだ
誰もいない暗くなってくる時間帯にひとりでいるのはきっと寂しかったに違いない
赤ちゃん返り(!?)
多分、その時の寂しかった気持ちがずっと消えないのであろうか
リハビリに通っている時は泣く事もなく、寂しがる様子もなかったのだが
リハビリが終了して元の様に母がいつも家にいる様になってから
彼はすっかり赤ちゃん返り(!?)をしてしまったのだ
家の中を母が動くたびに付いてくる。姿が見えないとママ、ママと呼び続ける
『ママいるよ』『ここにいるよ』と言っても呼び続ける
トイレに入る時のドアの音がすると、慌てて呼び続ける
トイレから何度も顔を出し『ママトイレだよ~~~!』と叫ぶ
遠くから “ママ連呼” するのでこっちも大声で返事をしなくてはならない
面倒なので、音がしない様にドアを少し開けてこっそり入るのだが。。。
動物的感というものなのか、はたまた母の匂いが消えた事がわかるのか!?
彼は“ママ連呼”し始め、母は『ママトイレだよ~』と何度も叫び返す
お風呂は準備を始めた時点で“ママ連呼”
『ママ、お風呂入って来るね』と念を押し、念を押し、入るのだが。。。
遠くから『ママ~ママ~ママア~~ッ!!』返事する間もない程の“ママ連呼”
ああ、そうですか。母はゆっくりトイレに行く事も風呂に入る事も叶いませんか(泣)
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外に出て季節を感じる事
嬉しい事に、今年の夏頃からエテは外に出る事が増えてきた
昔はどこでも行く事が出来たが、ある時から全く外に出る事が出来なくなっていた
買い物に誘っても行かないし、公園も行きたがらない
車で出掛けても車から降りて来ない。コンビニのトイレだけは嫌々やっと出てくる
大きな公園に連れて行っても、動物園も、水族館もどこも降りて来なかった
何か理由があるのか、聞く事も確かめる事も出来ず、エテのお出掛けは減っていった
【ちょっと目をつぶってるけど。お城にも入れる様になりました。殿~(笑)】
ところがどういう心の変化か今年の夏頃から積極的に外に出る様になった
買い物も喜んで付いて来る。時間が無くて母が急いで行きたい所も付いて来る
今、ふと思ったが母のリハビリ後のあと追いが始まった頃と時期が被るなあ~!?
もう2度と置いて行かれたくない!という強い心の表れであり決心なのかな
そういうわけで
前は行きたがらなかった公園も、今は誰よりも早く降りて来るようになった
よく歩くようにもなったし、何よりも楽しそうである。楽しんでいる。
今は秋の風がふき、秋の香りがするよ。季節の移ろいをたっぷり感じておくれ!
これからもっともっと色んな所に行けるといいね゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*
お・ま・け
朝起きてエテが腕に書いた落書きと、扇風機に書いてあった落書き。
腕には “げーむうで” と書いてある。意味!?
エテは感覚で生きてる様なところがあるので落書きも感覚・・なのかな
えっ!?腕じゃなくて足だろって!?うるさいわ(#゚Д゚) プンスコ!