嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

自閉症で重度知的障害のある息子。虐待で支援学校に行けなくなってから早7年。傷ついた心は何処へ

全てを許そうと思えば自分の中の葛藤と闘い、自分の心と気持ちに折り合いをつけなければならない・・・

許すという事の心の苦しみ、葛藤

 

学校を許せる時・・それは全て真実がわかった時だろうと考えていました。

許すとか許さないとか、大袈裟に聞こえるかもしれませんが私はずっとそういう思いで過ごしてきました

ですが、真実はわからないまま時間だけが過ぎていきそれは不安や怒りを増長させ、自分の心に憎しみしか残さなくなってしまいました

真実が知りたい、そして苦しみや憎しみから解放されたいと考え、話し合いの場を設けて欲しいと学校側に何回もお願いし訴えてきた事はこのブログでも何度か書いています

結果で言えば私の願いや訴えは一度も叶う事はありませんでした

そのせいかどうか・・学校に対する怒りや憎しみやその他諸々の感情が2倍3倍になって繁殖してしまいました(笑)

 

学校への憎しみと言っても全ての先生方に対してあるわけではありません

決して決して頑張っていらっしゃる先生方にまで怒りをあらわにしているわけではないのです

学校には頑張っていらっしゃる先生方の方が多いのです

 今は学校も変わり風通しが良くなったと聞き、子供達にとって本当に良かったなあと素直に嬉しく思います

偉そうですが勘弁してください

 

もう一つ・・もう一つ正直な気持ちがあります

 

風通しが良くなった学校・・それならば、なぜ?

 

なぜ、ずっとお願いしてきた話し合いの場を設けてはもらえなかったのだろうという事です

 

風通しが良くなったというのは誰の為の風通しなのだろうと思います

 

 

何年も登校拒否状態の我が子の為にクラスメイトと同じ様に机も靴箱もいろんな物を用意して下さる、泣いてしまう程の優しさや思いやり

反して話し合いの場を設けて欲しいという訴えは一度も叶えられない

 

許すという事はこういう学校に対して思う矛盾やら何やら、あれやこれやも全て自分の中で消化して自分の気持ちに折り合いをつけていかなければならない事なのだと・・怒りも憎しみも悲しみも全てプラスに変えていかなくてはいけないのだと・・わかってはいます

 

わかってはいます。わかってはいます。十分わかってはいます。

 

でも自分に出来るのだろうか・・・

 

思い出してみれば今までも許そうと思った事は何度もありました・・ですがその度に元に戻ってしまった自分の心です(ブログ読み返せば揺れる自分の気持ちが書かれているだろうか)

 

弱い、弱すぎるぜ・・自分!!!!!今はこんな気持ちです

 

許す、許せる?

 

強くなる、なれる?

 

自分の中の葛藤と闘い、自分の心と気持ちに折り合いをつけながら生きる

きっと簡単に出来る人もいるのでしょうね

 

私は・・自信がない!出来る自信がない!許せるかどうか自信が持てないです

でも・・強くなりたい!強くありたい!強い母でいたいのです

 

葛藤との闘い

生きるって素晴らしい、でも同時に苦しい・・・です

 

 

弱い者ほど相手を許すことができない。 許すということは、強さの証だ (マハトマ・ガンジー

 

 

ガンジーさん、私も強くなれますか

 

 

 

 

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 耳にあたる風が苦手で耳押さえて逃げてます

音なのか、耳に強くあたる風の感じなのか。

海の近くは時々強い潮風が吹きますものね。