自閉症児のトラウマ。
息子は今でも学校や担任を怖がります。
学校に行こうか?と言うと怯えます。
「自閉症の人にトラウマはない」と、断言する人がいるそうです
自閉症の人にトラウマはない!?
何を根拠にそう結論できるのかわかりません
息子は7年経った今も学校を怖がり、担任を怖がり、バスに乗れず、タクシーを嫌がります
それらの全てのなかに、息子が思い出したくない記憶が残っているからです
これがトラウマでなくて何なのだと、聞いてみたいです
余程、恐ろしく怖い思いをしたために7年経った今も、その怖かった事を忘れる事が出来ずにいるのです
心的外傷(しんてきがいしょう、英語: psychological trauma、トラウマ)とは、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。
心的外傷が突如として記憶によみがえり、フラッシュバックするなど特定の症状を呈し、持続的に著しい苦痛を伴えば、急性ストレス障害であり、一部は1か月以上の持続によって、心的外傷後ストレス障害(PTSD)ともなりえる。
心的外傷となるような体験を、外傷体験(英:traumatic experience)という。
軽く簡単に「自閉症の人にトラウマはない」等と言うものではないと、私は思います
【おふろいやだ。くつしたいやだ。くついやだ。ぼうしやだ。りゅく(リュック)いやだ。がっこういやだ。せいせいやだ(担任の名前が書いてありますが隠してあります)学校へ行くのが辛かったのでしょう。直ぐには気付いてあげられませんでした】
*おふろいやだというのは、学校で担任に入れられていた洗面器風呂の事です
以前、ブログにも載せたものです
息子は話は出来ませんが文字が書けます
長い文や自分の細かな感情、気持ち等は書けません
これは息子が壁に書いていた学校に対する思い、訴えです
6歳の重度知的障害、自閉症の息子の書いた訴えを見て下さい
これとほぼ同じ内容の物を息子が紙に書き、私が担任に渡しました
その時、担任は笑っていました
息子が必死に紙に書いた訴えを軽く笑われました
担任はその紙をコピーしたいと学校へ持っていき、数人の教師たちに見せたそうです
その中の一人の男の教師が「上に上がってきたら鍛えがいがある」と言ったそうです
それを得意そうに私に話す担任の顔を、今も忘れる事は出来ません
虐待され、怖くて訴えた事が逆に息子の立場を悪くしてしまったのでしょう
その後から息子は、学校に行くと精神的におかしくなり目がうつろとなり、フラフラするようになりました
体調を崩し精神も参っていたので学校を休ませていた時に、家に来た担任に学校に連れて来いと呼び出され連れて行ってしまいました
そして、爪の剥がれる怪我をしました
学校に行かせた自分を責めるしかありません
息子に向かって「君は自閉症だからトラウマなんかないんだよ」と言う人間がいたら殴ってやります
私の話が大袈裟だと疑う人がいるなら、直接息子に「学校に行こうか?」と言ってみて下さい
当時の担任の名前を出し「〇〇先生が待ってるよ」と言ってみて下さい
学校行こうか?と軽く息子の手を引っ張ってみて下さい
不登校7年目の今の息子の状態がどういうものであるか、きっとわかると思います
自閉症の人にはトラウマがない・・決して、そんな事はないです
トラウマがあっても自閉症のせいで上手く伝える事が出来ず、訴える事が出来ずにいるのです
そのために自閉症の人のトラウマは見過ごされているのだと思います
自閉症の人を理解していない人間から出る言葉なのだと思います
息子が担任に怯え、怖がる理由を私は一部しか知りません
ですが、息子が学校に行くようになって覚えてきた非常に嫌な事があります
これは担任に確認しておきたい、聞いておかなければならない事です
不確かな事なので書けませんが、学校でこういう事が行われていたのだろうかと腹立たしく思える事です
私がずっと担任に聞きたいと願っている事の一つです。
真実を知りたい・・
話の出来ない息子のために、今もトラウマから解放されずにいる息子のために本当の事を話して欲しい・・
親としてそう思う事は、許されない事なのでしょうか
澄んだきれいな水です
人の心もきれいな、澄んだものだと良いですね
ちなみに私は
きれいな水にいる【イモリ】が子供の時から超苦手・・です
あと時々見かける【ヤモリ】も超苦手
【イモリ】と【ヤモリ】似てますよね・・親戚ですか!?