嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

自閉症で重度知的障害のある息子。虐待で支援学校に行けなくなってから早7年。傷ついた心は何処へ

ブログは私が訴える事の出来る唯一の場所。

エテに対する学校の扱いについて思う事。

あと数日で令和元年も終わるという昨年12月。

養護学校から三人の職員が来た。

エテは(学校に行っていれば)中学二年。

二人はエテの担任だという。

中学二年生だけの担任なのかと思ったが、中学に入学後の昨年度から2年間担任をしているという。

「忙しくて来る事が出来なかった」そうである。

中学二年生ももうすぐ終わろうとしているが・・

二年に一度の家庭訪問、意味あるのかと疑問ではあるが忙しかったのなら仕方があるまい。

こちらから家庭訪問を希望する事は、決してない。

学校にとってエテの問題は厄介で面倒な事であろう。

担任になったとはいえ、出来る事ならなるべく関わり合いたくない存在なのかと考える。

あるいは学校側から家庭訪問禁止令でも出ているのか!?

エテが学校や学校の人間を嫌がる以上、家庭訪問などいっそ無しでも構わない。

だが、この時の家庭訪問で非常に気になる事があった

それは、担任にエテの怪我の事をどう考えているのか?と聞いた時の事である。

「エテ君が自分でドアに指を挟んで怪我をしたと聞いている」

そういう返答が帰ってきたのだ

怪我した当時も、その後教頭と話をした時も、今まで一度もドアに指を挟んだなどという話は聞いた事が無い。

 

それがいつの間にか【エテがドアに指を挟んで爪が剥がれた】という事になっている

 

二年間エテを受け持ちながらも、特に関心もないから二年に一度の家庭訪問。

多分、エテの事に関しては何も知らないであろう。

エテが怪我をした当時、「自分達は居なかったので詳しい事は分からない」と言う。

なのに・・なのにである。

「エテ君が自分で怪我をしたと聞いている」と当たり前のように言い、決めつけている。

その時の状況はどうだったのか?

何があったのか?

目の前に私という母がいるのに、良い機会なのに、聞いて確かめようとはしない。

 

不登校を続けている息子に対しても「何故?どうして?」という疑問はこれっぽちもないのだろうか

避けるかの様に、一切話題にしようとしないエテの不登校

養護学校にとって生徒(障害児)の不登校がどの様に捉えられているのか、私にはわからない

ただ、私に何ひとつ事情を聞こうとしない担任には不自然さを感じた

 

だが、私の書くブログは読んでいると言う。

私のブログを読んでくれているのならば私の訴え(学校の嘘や保身に走るだけの対応)も知っている筈である。

 

エテに対する学校の扱いは8年前のあの日から、何一つ変わってはいない。

そして、親である私との信頼関係も・・・皆無。

エテが通おうとしていた学校、エテが今でも嫌がり怖がっている学校だ。

 

昨年12月の、二年に一度の家庭訪問のその日。

エテは病院に連れて行ってもらっていて家に居なかった。

二年に一度の家庭訪問であったのだが、エテには会えずにいた

担任は二年間エテを受け持ちながらも、結局一度もエテの顔を見てはいない。

担任は言う・・

「今日はお母さんの顔が見れて、お母さんと話が出来て良かった^^」

私の顔が見れて良かったと笑っている

 なるほど!!

エテには会う必要などないという事か

 

エテという障害児に対して、いかに無関心であるのかがわかる言葉である。

 

ふざけんな!二度と来るな!!

 

 

息子よ

母は・・心の中でひっそりと毒突いたよ

 

 

 

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息子よ、何思う・・・

ブログは私が訴える事の出来る唯一の場所

具合が悪く学校を休んでいたエテが担任に呼び出され学校で怪我をした時。

学校側としたら非常にまずい状態となったのか、エテの怪我をうやむやにする為なのか説明がころころと変わっていた。

私が電話で話しをした職員の中にエテの怪我を心配する者などおらず、呼び出した担任の責任を問う者も勿論いなかった。

エテは当然、その時の話をする事など出来ない

歯がゆく悔しい思いは今もずっと残っている

学校に電話をした時に職員の態度に腹がたち、言った。

「いつかエテが話せるようになったら必ず真実を明かす」

 

悲しいかな・・・

エテは今も【重度知的障害・自閉症】のままである

学校は嫌だ!先生は嫌だ!とは言えても、あの時何があったのか話してくれる事は無い

私はブログを書くたびに、よく思う事がある

何故、エテが怪我をした直後からブログを書かなかったのだろう・・と。

8年前のあの日から・・

エテの事に関係する全ての人間が学校にいたあの時から・・

訴えるブログを書いていたらもしかしたら今とは違った結果が出ていたのではないだろうか?

今、これ程苦しむ事もなかったのではないだろうか?

 

エテは学校に行っていれば、今中学3年生。

学校がどういう所か知らないまま大きくなった

いや、何も知らないままではない

学校は怖い、先生は怖いというトラウマを抱えたまま大きくなった

私は母として、不登校の息子の為のブログを書いている

学校の楽しさを知らないまま、義務教育を終わろうとしているエテの為のブログ。

理不尽な理由で学ぶ場を失った、エテの為の、訴える母のブログだ。

他人に何を言われようが嗤われようが・・エテの為のブログを書き続ける

 

私が母として出来る事、訴え続ける事

 

エテの事で唯一、訴える事の出来る場所

意味がなくとも解決する事がなくとも・・これから先も書き続けていく

 

不登校になった原因の全てを今もなお、エテ一人の責任にしている学校を・・

母としてこのブログで訴えていくしかないのである

 

 

エテが、もし母のブログを読めたら何て言うかなあ

『ママ、ありがとう』と言ってくれるだろうか・・

 

それとも

 

『ママ、もういいんだよ』と言うだろうか・・