後悔ばかり・・・
エテの怪我は、何をやってももう大丈夫だろう!となるのに半年近くかかった
病院に通っていた時は勿論だが、完治した後も学校に行く事はなかった
エテにとっての学校は楽しみの何一つ無い恐怖のみの場所である
あの日、学校へ連れて来いとは言われたが、学校に行かせてしまったのは私だ
騙してまで行かせ、結果怪我をさせてしまったのは私の責任だ
行かせなきゃよかった・・学校になんか行かせなきゃ・・・
ずっと後悔しかなかった。行かせなきゃよかったと・・・
登校拒否児に対する取り組みとは
教頭先生や、学年が上がる度に代わる担任の先生達が幾度となく来られたが
誰もがエテの怪我を大して心配する様子はない。そして何よりも不思議なのは
何故、学校を休み続けるのかを聞いてくる先生が一人もいない事だ。
確かに、怪我をして暫くは治療の為に休ませて病院通いをしてはいたが
いや、もうとっくに治っている!学年も2年生になり3年生になり4年生となり・・
どうして長期休んでいるのか?これからどうしていったらいいか?とか何もない
校内での怪我であったための後ろめたさなのか!?はたまた都合が悪いのか!?
来る先生来る先生が、気味が悪いぐらい話題に出したがらなかった
怪我の事にしても、長期休んでいる事にしても、全てにおいて。
勿論、挨拶として『エテ君、元気ですか』とは言うがそれ以上は絶対話題にしない
他の子供達は何事もなく学校に行けているのだろうか?
こういう怪我とか登校拒否とかエテが初めての事なのだろうか?
こんな児童がいたらほっといて下さい!とのマニュアルでも有るかの様な不気味さ
特別支援学校での登校拒否児に対する取り組みとは如何なるものなのか?
怪我をして休み始めた途端、担任がさっさと逃げ出すぐらいだからなあ。
少なくともエテの学校では登校拒否児に対する対策は何も成されていないんだね
特別支援学校ってこんな所だったの!?
【夜露に輝く花・美しい】