ー手作り迷路での簡単心理ゲームー
昨日知人と別れる時、機会があればもう一度エテを学校近辺へ連れて行ってみたいと
お願いしていたのですが、朝連絡がありました。『今日、どうする?』と。
うむ。私は昨日6年振りに支援学校の周りに行ってみて、自身がどれぐらい学校に対す
る拒否感が強いのかわかりました。私でさえそうなのにエテにとってはどれ程の恐怖が
蘇って来るのか私には計り知れません。何度か行ってみようと思ってはいたのですが、
やっぱりエテの為には良い事ではないだろうと考えていたところでした。
でも、これから先、やっぱりちょっと連れて行って様子を見てみようと思った時に
バスは勿論タクシーに乗る事も出来ないので連れて行く手段が無いのです。
知人が折角声を掛けてくれている、でもエテにとっては大きな負担が掛かるのではない
か!?悩ましい・・・考えた末、エテにちょっとした心理ゲーム(!?)をやってみる
事にしました。朝の朝食、ハンバーグを作りながらのお仕事(笑)
超簡単な迷路を作ってみました。下手さ具合は我慢してください(笑)
家がスタート地点。ゴールはコンビニです。ぐにゃぐにゃした線ですが無事にゴール出来ました。さけのおにぎりでも買って帰りますかほな(´ω`)ノ
次に家がスタート地点、ゴールを学校にしてみました。特に気にしていなければ
コンビニ同様ぐにゃぐにゃの線を引きながら学校まで行き着く筈です。さて。。。
直ぐにゴール地点下に両方矢印のマークを書きました。何の意味だろ!?
それから『〇〇ねえちゃんいてくるね』と書きました。
自分は行きたくない。自分以外の人が学校に行って来て!と言う意味です
そして・・・学校部分を折り曲げて見えない様にしてしまいました。
ぐしゃぐしゃにしそうになったので慌てて貰っておきました。
ーエテの心の深い傷ー
エテは泣き出してしまいました。辛い写真は見せたくないですが・・・
これが今のエテの現実です。6年過ぎても、6年過ぎたのに、この状態です。
たかが迷路、母の作った下手くそで簡単な迷路でさえ前に進めません。
思い出し、辛くなり、涙がボロボロ流れてしまいます。
思い出したくない、辛い辛い記憶。
誰にも話す事が出来ず一人で闘っているエテ。ごめんね
簡単な迷路での心理ゲーム(?)でしたがこれを見て決断しました。
やはり学校に行くのは、例え周りであっても止めておこうと。
辛い思いをさせたくてやっているのではないので、やる必要もないです
支援学校では障害児のトラウマに対する取り組み等あるのでしょうか?
マニュアルの様なものがあるのでしょうか?
心の傷ついた子供に対してフォローしているのでしょうか?
エテの心は6年以上経つのに傷ついたままです。
学校が怖い。担任だった先生が怖い。怪我した時の状況とその時の先生が怖い。
この傷ついた心をフォローしないまま無責任に逃げる事が許されるのでしょうか?
6歳の子供にこれだけのトラウマを植え付けた事の罪は非常に大きいです。
エテのトラウマを克服させる事は言葉が通じない為とても難しいです。
でも何とかしてあげたいです。頑張って克服してあげます。