旭川女子中学生いじめ凍死事件。
2021年11月9日放送
NHKクローズアップ現代『旭川女子中学生凍死事件~それでも「いじめはない」というのか~』より引用。
旭川女子中学生いじめ凍死事件、聞いたことがありますか?
いじめを受けて亡くなった被害者の通っていた学校の対応と、エテの虐待や怪我に対する学校の対応に共通する部分があるので今日はその話をしたいと思います。
被害者の女子中学生は酷いいじめを受けていました
被害者の母親
「泣きながら『先輩に呼ばれてるから行かなきゃ』っていうので、震えながら泣いてたので、そのときは『お母さんがだめって言ってるからって断りなさい』って言って。そしたら部屋にこもって誰かと電話してる感じだったんですけど、おびえ方が尋常じゃなかったので」
先輩から呼ばれているからと震えながら泣いている、怯え方が尋常じゃない娘を見て学校に相談します
ですが、担任からはふざけて呼び出しただけだと真剣には受け止めてもらえなかったそうです。
そして2019年6月
母親が最も恐れていた事態が起きます。被害者の少女が同じ中学校の生徒などに囲まれる中、川に入って自殺を図ったのです。
救出された少女の携帯から母親が見つけた驚くべき内容・・
それは娘のわいせつ写真や動画、そしてそれが拡散されているという事実でした
被害者の母親
「受け止めきれないし、そのときはもう何だろう、何も考えられないというか、ショックを受けすぎてしまって。何か慌ててしまって内容が内容なだけに、どこに相談すればいいのか」
被害者の母親
「学校の先生がいるであろう7時くらいに学校にまた電話して、『警察に行きます』ということを伝えたら、(教頭が)『その前に来てくれ』と、『携帯の中を確認させてくれないか』ということで。携帯を見たときは、その携帯のやりとりの『LINEのやりとりを写真で撮らせてください』と言って、1枚1枚撮って、『これをもとに調べさせていただきます』ということを伝えられました」
加害生徒とその親が被害者の母親に謝罪する場も持たれましたが、学校はこの段階でもいじめとは判断しなかったそうです。
被害者の母親
「『これは単なる悪ふざけ、いたずらの延長だったんだから、もうこれ以上何を望んでいるんですか』っていうことをずっと繰り返し言われました。それでもう泣くことしかできなくて、そこで本当に『じゃあ娘の記憶を消してください』って言ったら、(教頭から)『頭おかしくなっちゃったんですか、病院に行ったほうがいいですよ』って言われました。じゃあ何をされたらいじめなんですかねっていうのは、思ってますね」
母親は、当時の教頭とのやり取りを克明に記録していたそうです。
教頭
「加害者にも未来があるんです」
教頭
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」
被害者の母親
「『誰が画像を持ってるか分からない、みんなが持っているかもしれないという状況で、学校に通うというのはとても怖くてできないと思う』って言ったんですけど、『怖くないです。僕なら怖くないですよ』ってことを言われて、『僕は男性なので、その気持ちは分かりません』」
そんな中、地元の月刊誌が被害者の自殺未遂の背景にいじめがあったと報じます。すると学校は、保護者宛てにプリントを配布。
「ありもしないことを書かれた上、いわれのない誹謗中傷をされ、驚きと悔しさを禁じ得ません」と完全否定したそうです。
被害者が生前「死にたい」と学校に再三訴えていたにも関わらず旭川市教委は、本人からいじめ被害の申告がないことなどを理由にいじめと判断しなかったそうです
学校や教育委員会とは、どこの教育現場でも責任を負いたくないが為に隠す事、逃げる事が当たり前になっているのですね
本当に腐りきってます
明らかにいじめが起きているのに、被害者の少女が訴え続けているのに、いじめはないと決めつける学校や教育委員会は気持ち悪いぐらい怖いです
エテとの共通点
先ずこの部分です
被害者の母親が語っている言葉のアンダーラインの部分です
被害者の母親
「学校の先生がいるであろう7時くらいに学校にまた電話して、『警察に行きます』ということを伝えたら、(教頭が)『その前に来てくれ』と、『携帯の中を確認させてくれないか』ということで。携帯を見たときは、その携帯のやりとりの『LINEのやりとりを写真で撮らせてください』と言って、1枚1枚撮って、『これをもとに調べさせていただきます』ということを伝えられました」
アンダーラインの部分を書き出すと、
『警察に行きます』ということを伝えたら(教頭が)『その前に来てくれ』と
『これをもとに調べさせていただきます』ということを伝えられました
警察に行くという被害者の母親を引き留めるのに教頭が必死なのが分かります
2012年6月11日
この日は学校を休んでいたエテが、家に来た担任に学校に来るようにと呼び出され怪我をした日です。
怪我がわかった後、ろくに調べもしないままその原因をエテのせいにされ私は怒りに震えました
学校への電話で警察に入ってもらって調べて欲しいとお願いしましたが、学校からはっきりとした返答はありませんでした
しかしそれ以上私が口出しをしなくても、学校側が何らかの調査をしてくれるものだと信じていました
ですが、いくら時間が過ぎても何年経っても何の話もなく、進展もありません
4年生になってやっと調査の結果が出たと連絡があり喜んでいたのですが、結果は
『怪我について調査したらやっぱりエテ君が自分でやった』という内容でした
私は納得がいかず、再度警察で調べてもらいたいと話をしました
警察の話をした途端、慌てて電話を切られました
自分達にやましいところがなければ、自分達の言ってる事が正しいと思うのなら警察に入ってもらって、調べてもらって真実を明かしてもらえばいいと思うのです
学校というところは、警察の話をすると何故か物凄く嫌がります
警察に来て欲しいという人間と、それだけは勘弁してもらいたいという人間
いったいどちらの言う事や、やっている事が正しいのか一目瞭然なように思えるのは私だけでしょうか!?
警察を怖がるのって、犯罪者だけなのではないですか?
次はこの発言のアンダーラインの部分です
被害者の母親
「『これは単なる悪ふざけ、いたずらの延長だったんだから、もうこれ以上何を望んでいるんですか』っていうことをずっと繰り返し言われました。それでもう泣くことしかできなくて、そこで本当に『じゃあ娘の記憶を消してください』って言ったら、(教頭から)『頭おかしくなっちゃったんですか、病院に行ったほうがいいですよ』って言われました。じゃあ何をされたらいじめなんですかねっていうのは、思ってますね」
アンダーラインの部分を書き出すと
『頭おかしくなっちゃったんですか、病院に行ったほうがいいですよ』
って、何なんです!?
これ、あろうことか教育者である教頭の発言なのですよ!?
いじめ被害者の親に発する言葉でしょうか
それも娘が川に飛び込む自殺未遂をして、救助された後の発言です
私からしたらどっちがおかしいんだって話しなわけですよ!?
もう本当に、読んでいるだけで自分の事のように怒りが湧いてきます
で、エテの場合との共通点です
エテが具合が悪くて学校を休むと、暇だからと頻繁に訪問していた担任。
その担任に何度も言われた言葉・・
『お母さんはうつ病だから病院に行ったほうがいい』
『この近くに病院がある』
『エテ君は私が見ているから今から行ったほうがいい』
『お金が無いなら貸します』
どれだけ私を病人にしたかったのか、今思えば不思議です
私がうつ病になった方が、担任や学校側からしたら都合がよかったのでしょうか
担任の言う通りに病院に行って、うつ病ではないと診断されたらどうしていたのでしょうか
私はうつ病ではありませんし、そういう話を担任にした事もありません
根拠もなく簡単に人をうつ病扱いして病院に行け、病院に行けというのはとても失礼な事だと思います
病気でもないのに勝手に病気扱いされ、病院に行けとしつこく言われたら誰でも「えっ??」てなると思います
繊細な人だったら「あなたは病気だから病院に行った方がいい」と繰り返し繰り返し言われると、もしかしたら自分は本当に病気かもしれないと思ってしまうかもしれません
旭川の教頭のように「頭がおかしくなったんですか?病院に行ったほうがいい」とか
エテの担任のように「うつ病だから病院に行ったほうがいい」とか
学校の職員とは、何かあれば保護者を(都合よく)病人にしたてあげる人達なのでしょうか
担任が『私がエテ君を見ているから今から病院に行って来たら』と言ってましたが
エテは物凄く担任を怖がっていたので預けるなんてきっと無理だったと思います
学校を休んでいる時に担任が来るとエテは怖がり「せんせいやなのー」と叫びながら逃げていました
怖がられ、嫌がられていたのはある程度分かっていたと思います。
嫌がるエテを無理やり【洗面器風呂】に入れて怖がらせて、担任である自分や学校を嫌いにさせて、それでもこういう発言が出てくるというのは余りにも無神経でありましょう
そしてそれは、悲しすぎるぐらいエテや私を馬鹿にしているという事を理解して欲しいと思います
担任の無神経で無責任な行動の数々は、エテが学校や教師を嫌いになった原因であり、爪の剥がれる怪我を引き起こす事となった原因であり、結果長期不登校となっていった原因でもあるのです
学校を離れればもう責任は無い、自分とは関係無いと考える教職員が多すぎます
エテが怪我をした当時の校長がエテの怪我や不登校に対して言及してくれた事は一度もありません
知らないうちに学校を去っていました
担任は全ての責任があるにも関わらず、エテの怪我の様子を見に来る事も、顔を見に来る事も一度もないままエテが2年生になる時に他の学校に行ったと聞かされました
あれから10年以上が経ちます
あの時の担任から電話や連絡が来た事はありません
エテが長期不登校になっている事、知っているのかな
今でもエテは担任や学校を怖がります
6歳の時、自分に行われた行為はトラウマとなって残っています
あなたのやっていた行為がずっとエテを苦しめてきました
エテをたった2か月しか学校に行かせてやれていない、母の悲しみなんて考えた事もないでしょうね
エテは爪の剥がれる怪我だけで済んで良かった!と思うようにしました
神様は爪の怪我だけにしてくれたのだと、これで良かったんだと思うようにしました
もし、もっと重い怪我をして命を落とすような事になっていたら・・・
そう考えるとぞっとするのです
ぞっとするのです
そうなっていたら、私が必死で拡散する必要もないぐらい、大きなニュースとなっていたでしょうね
いろいろあって大きくなるんだよ・・って
君にはそう簡単には言えない
理解出来ないものね、自分の身に起きている事を。
悔しさを忘れる事は出来ない
そして、許す事も出来ないのが一番辛い