嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

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自閉症で重度知的障害のある息子。虐待で支援学校に行けなくなってから早7年。傷ついた心は何処へ

「その年歳では子供は守れない。何も出来ない」と言われて思う事

ひとりでは何も出来ないは事実。

「その年歳では子供は守れない。何も出来ない」

 

そんなメッセージが届いていたので私の感じた事を少し綴っておこうと思います。

エテの不登校に関する問題をブログや動画等で出している事に対しての感想のようでした。

 

ひとりでは何も出来ないという事は度々言われます。

残念な事ではありますが、それは私も重々承知しているところです。

ひとりで何かをやるには限界があると、エテを育てながら十分感じている事ですし理解もしています。

エテが怪我をしたあの日いろんな人に話を聞いてみたり、もっとしっかりとした調査をしてもらわなかったのは、親としての自分の落ち度だったと思っています 

きっと何かが変わっていただろうと、いい方向に進んでいたかもしれないと今でも後悔しています。

 

何でも自分ひとりでしようとせずいろんな意味で周りを巻き込む事は、時に必要なんだなあと痛感した次第ではあります

 

障害児を長期間家でひとりで面倒見るのは子供にとっても負担がかかる事になります。

 

私にしても(特に)エテにしてもひとりで出来ない事が多すぎる・・それは事実です。

 

たくさん食べるのでちょっと太ってきたね^^

年齢で子供を守れなくなる?

「その年歳では子供は守れない。何も出来ない」

 

それはどういう意味なのだろう?実際そうなのだろうか?と考えてみます。

 

私は高齢出産で43歳でエテを産みました。

今年エテは17歳になりました。

さて、問題です!

私の歳はいくつでしょう??

 

私は自分に誇りをもって生きているので歳をごまかしたり(歳をごまかすのは芸能人ぐらいなものでしょうか)隠したりはしません

「もう年だから」なんて冗談で言ったとしても自分の年齢を卑下はしません(多分)

ですが、自分のやる気や意に反して求められるものが年齢的(年齢制限)な事だったりはよくあります

それは仕方のない事だと思っています

年を取ると能力的に劣ってくる部分は、悲しいかなあります

その一番は人にもよるのでしょうが体力、(体の)機能的な部分だと実感しています

 

 

若ければ出来る事はたくさんあります

何かをやろうと決意した時、選択肢も多いでしょうし可能性も限りないだろうと思ったりします

 

老害」という言葉をよく耳にしますが、若い人達の感性も経験豊富な年配の方達の知識もどちらも世の中には必要だろうと思います

 

まあ、頑固で融通の利かない年寄りにだけはなりたくないなと思ったりしますが・・

 

 

17年前にエテを産んだ時、私は喜びに満ちていました

愛おしくて尊くて、この子を生涯守っていこうと心に誓いました

障害があると分かってからは余計に守ってあげなければならないという思いが強くなりました

 

エテが話が出来なかったり自分の思いや気持ちを伝えられない障害だと知った時、何よりも先ず私が守っていく事が大事だろうと・・・

そして、きっとたくさんの人達に見守られながら成長していくのだろうと・・・

それから、いずれ独り立ちしていくのだろうと漠然と考えていました

 

17年経った今もエテは私にとってかけがえのない、大切な大切な存在です

エテのためなら何でもやってあげたいという思いは、決して揺らぐ事はありません

 

 

17年前の誕生時に守ってあげたいと思った気持ち

 

障害がわかった時に守ってあげたいと思った気持ち

 

学校で虐待にあい怪我をして不登校になった時に守らなければと思った気持ち

 

今も変わらない・・エテへの気持ち

 

自分の愛する子供を守りたいという気持ちに年齢は関係ないと思うのです

逆に、自分はもう年だから子供は守らない、守る必要はないという考えの親がいるのか知りたいぐらいです

 

親というものは自分が年老いてもいつまでも子供を愛し、そして守ってあげたい(実質無理でも)という気持ちがあるのだろうと思っています

 

たとえ自分が90歳になっても100歳になっても・・です

 

体が思う様に動かないとか金銭的に苦しいとかいろいろあったとしても、子を思う親の気持ちはいつの時代でも変わりないのだろうと・・そう思っています

 

 

『あなたはもう年だからその年齢では学校と戦うなんて無理ですよ、諦めなさい』

 

何を言われても構わないのです

でも、諦めたらそこで終わり・・何も解決しないのです

 

エテのために、そして自分のためにどうしてもはっきりさせておきたい事があります

 

どういう理由があってエテはあれほど学校を怖がっていたのか?

病気で休んだ日に呼び出され、怪我をして帰って来たのはいったい誰の責任なのか?

 

 

何度問いかけても学校からは何も答えてもらえず、何も解決しないまま時は過ぎていきます

エテは大人に近づき私は年老うばかりです

 

 

何も出来ないと言われれば確かにそうかもしれません

学校に行けなくなって10年以上が経ち、その間何も出来ていなかったのは否めません

 

 

ですが・・

 

ですが・・

 

それは年齢は関係ないのでありますよ!?

年齢的な事ではないのでありますよ!?

 

 

強いて言えば、私のやる気がまだ十分ではないからなのです!

 

じゃあ、いつやる気が出るのかって?

 

そんな事聞かれてもわかりませんわ・・・

 

 

 

なんせもう年齢的にボケ・・・

 

 

 

いえ・・

 

 

 

頑張ります!!!