嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

自閉症で重度知的障害のある息子。虐待で支援学校に行けなくなってから早7年。傷ついた心は何処へ

支援学校入学・その後。母の鬱が原因!?

母の思う事

支援学校を休んだ日は落ち着いている。食欲も少し出てきたりする

エテにとって家にいる事は、こんなにも気持ちを落ち着かせるのか・・・

母としては複雑な気持ちになる。楽しく学校に行けるといいのになあ、と。

何時の日か、母から離れる日が必ず来る。嫌でも離れなくてはいけない時。

遠い先の事まであまり考えたくはない。だがいつも考えてしまうのだ。

高齢出産でも健常児ならさほど心配する事もなかったのだろうが、我が子に

障害が有ると分かった時、自分が元気でいられるうちに出来る限りの事を

やっておいてあげねばと必要以上の焦りの様な物をずっと感じていた。

母が居なくなった後、どうなる?どうすればいい??エテ、君はどうする!?

 

エテの為に、エテにとって何が一番いいのかとあれこれ考える

人と関わって生きていく事、人と協力して助けあって生きていく事

今はまだ小さくて出来ない事だらけでも、少しづつ覚えていって欲しい。

母の不安や心配や願いは留まるところを知らない・・・

だが目の前のエテは、今、学校に行かず家にいる事の方を選んでいる

穏やかな表情で真っ直ぐに母を見つめるその目には一点の曇りもない

 

行ければいいのにね、学校。楽しく通えるなら他に望む事は何もないよ

先生の気持ち

母が苦悩していた様に、先生も又、苦悩していたのだろうか

エテが休む度に来て下さるがエテは絶対顔を出さない、出て来ない。

“エテ君が来ないと学校に居てもやる事が無い” と仰る先生が気の毒になる

『今は1対1で面倒見れるけど他に生徒が入って来たらそうはいきません』

先生の方にもエテが来ない事への困惑があったのか、そうも仰っていた。

そうですよねと返事はしたが、如何せんエテが、こんな状態で・・

 

だが行かない訳にはいかない。行かせない訳にはいかない。充分承知している

行かせてあげたい。。喜んで学校に行ってくれたらどんなにいいだろう。。。

先生にああして欲しい!こうして欲しい!とお願いした事は一度もなかった

先生から『先に言っておきますが、私は腰が悪いので絶対抱っこはしません』

と言われた時も、母自身腰が悪いので大変だろうなあと同情した。

母として望む事は、エテが元気に楽しく学校に行ける事!それだけだった

母はうつ病!?

ある時、家に来て下さった先生と話をしている時に涙がこぼれた事があった

『お母さん、うつ病ですよ』涙を流す母を見て先生が断言した。口調は優しい

『近くに病院ありますよ。エテ君見てるから今から行ってみてはどうですか』

思わぬ展開に驚き戸惑う。それからはエテが学校を休む度に勧められた

『今行ったらどうですか?病院』 『直ぐに行ったらどうですか?病院』

・・・先生の毎回の訪問が少なからず母を憂鬱にしていったのは間違いない

 

多分だが、それから母は学校ではうつ病として話がいっていたのだろうと思う

何故なら、エテが怪我をして本格的に休み始めてから、教頭先生が何度も家に

足を運んで下さったが、来る度に、『エテ君もだけど、それよりお母さんの方は

大丈夫ですか』と毎回言われていたのである

 

うつ病で人と会うのが嫌なお母さんがエテ君を学校に行かせない】

 

母の学校での評判はどうもこんな感じだったのではないか

何故なら・・担任の先生からはうつ病だからと頻繁に病院行きを勧められ

教頭先生にはエテの怪我より母の方を心配され

学校から話を聞いたと児童相談所から職員の方が来られ

校長先生は『お母さんは人と会いたがらないと聞いている(そんな事はない)』

みたいな事を言ってたから、総合して判断すると、

うつ病で人と会うのが嫌なお母さんがエテ君を学校に行かせない】

となるのだ。病気持ちでネグレストな母親の出来上がりである

・・・あなた方は精神科医か!?とツッコミたくなる ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

因みに、今までうつ病と診断された事はない

 

うつ病で苦労されてる方がこのブログを読み不快になられたら申し訳ないです

  

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