嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

嘘の無い世界☆それは☆彼の世界

自閉症で重度知的障害のある息子。虐待で支援学校に行けなくなってから早7年。傷ついた心は何処へ

エテを心から導いてくれる人に出会いたい

生きづらい障害を持つ子供たち。

人間は人の心や気持ちが(多少なりとも)分かる、理解出来る生き物だと思っています。

ですが残虐な犯罪を犯したり、死に至るまで虐めを繰り返したり、弱者・障害者を虐待するような人間は結局のところ人の気持ちが分からない、理解出来ない人間達なのだろうと思っています。

誰がどう考えても「そんな事出来ないでしょ?」と言うような事を平気でやってしまう人間に人の心があるとは思えないからです。

 

私は重度知的障害・自閉症スペクトラムのエテを育てていて、この子は将来どうやって生きていくだろうといつも考えていました

選択肢はとても狭いです。

何故なら、エテが生きていくためには人の助けが100%必要になるからです。

小さい時は親の手が、親が亡くなれば完全に他人の手が必要となってきます

 

親(私)が亡くなる前に、ゆっくりと時間をかけて他人とかかわる事や関係を築いていく事を教えていかなければならないだろうと思っていました。

他人と協力、協調して助け合いながら生きる事を学ばなければならないと思っていました

 

それらは、エテが自立するために絶対必要な事だと思っていました

 

障害児エテに自立する、自立出来る自信を持って欲しいとずっと考えていました

 

❍話が出来ない

❍理解する事が難しい

❍気持ちや思いを伝えられない(伝える術を知らない)

❍物事を覚えたり出来るようになるまで時間がかかる(それも数年単位だったりする)あるいはそれも出来ない

 

本当に生きづらい障害を持っています

 

そういう障害を持った子供たちがいる事を理解し、どうすれば生きやすくなるか?

その手伝いをしたいと思う人達が養護学校(支援学校)で働いている職員だと思っていました

 

生きる事に困難な子供たちと社会との橋渡しをするべく、支えてくれる場所が養護学校(支援学校)なのだと私は思っていました

障害児エテの自立する芽を摘んだ養護学校

 

エテがこういう事になり、不登校になって10年以上になります

その間、学校の人間やその関係者たちいろんな人との接触がありました

いろんな人を見てきました

 

どういう人間がどういう事を言って、どういう行動をとってきたか?

ブログに書いている部分はもちろん、それ以外でもほとんど覚えています

 

言った事やその行動について一人ひとつのブログ記事が書けますし、一人一本の動画も上げる事が出来るぐらい悔しい思いもたくさんしてきました

 

校内でエテの爪がはがれる大怪我をしても警察が入ることを嫌がり、何事もなかったかのように今に至っているのが現状です

 

事件にならなくて良かった、逃げきれたとホッとし胸をなでおろしているのがこの学校の人間達です

 

障害児エテを虐待し、体調の悪いエテを学校に呼び出し怪我をさせて逃げている人間達です

 

養護学校とは本来、

人の手を借りなければ生活出来ないエテのような子供たちが、職員に支えてもらいながら成長していく場所ではないのかと思っています

 

違う考えの方もいるかもしれませんが、私はそういう思いでこの学校を選びました

親が出来ない事、やってあげられない部分を学校がサポートしたり支援したりしながら成長を見守ってくれる、そんな場所だと勝手ですが思っていました

 

世の中には良心を持った養護学校の職員がたくさんいるだろうに、何故エテはよりによって良心とは真逆の人間に出会ってしまったのだろう・・

不運を呪うしかありません

 

エテにとっては恐怖でしかなかった養護学校・・

親以外の初めて出会う人達に支えてもらいながら生活するという、貴重な経験をする事は出来ませんでした

障害を持っていても親と離れていてもちゃんと生活は出来るのだという、そういう気持ちをエテに芽生えさせる事は出来ませんでした

 

エテが身を持って経験、体験したことは他人から受ける恐怖、苦痛・・それだけでした

 

不登校になって学校に全く行かなくなった後にも、この他人から受けた恐怖というものはずっと消えずに残っていました

 

トラウマと対人恐怖症です

 

このせいで外に出られなくなった日がどれほど続いたことか

人やバスやタクシーを見ると怖がって逃げていた日々がどれほど大変だったことか

 

そんなエテの事情や苦痛を、ほんの少しでも気にしてくれる教職員に今まで一度も出会った事がありません

 

彼らが気にしている事と言えば・・

 

 

自分たちの悪事が世の中にバレてしまわないか?

学校の悪事がバレて再びニュースとなって世に知られてしまわないか?

 

それだけです

そんな心配ばかりです

隠蔽第一です

 

いや、そんな事も気にならないぐらい忘れているかな

 

私の悔しい思いは何一つ消えていませんし、エテは今も苦しんでいます

 

ですから、この問題が解決するまで母として訴え続けようと思っているのです

 

 

不登校の動画を上げました。

【不登校までのカウントダウン1】恐怖と苦痛 - YouTube

 

一人でも観てくれる人がいれば、一人でもエテの苦悩を分かってくれる人がいれば!

そういう思いで作りました

ブログに書いてきた内容に少し細かい点をつけ足した動画です

20分以上と長い動画なので気軽に観てみようという感じではないです(^^;

それでも観てくれる人がいるというのは有り難い事です

次からは4、5分の観やすい時間にしないとなあ・・

 

エテを苦しめ私の嘘を広めていた人間達を私は許してはいません

動画で何かを訴える事が少しでも出来れば・・そう思っています

体調が許す限り元気なうちに、エテのためにやれる事はやっておこうと考えています

 

定期的にこういうブログを書くのも私の、母としての変わらぬ思いを知っておいて欲しいと思うからです

 

もちろん、学校に対する訴えばかりではなくエテの生きる道も探してあげねばなりません

 

エテの対人恐怖症やトラウマは、まだ完全に克服出来ているわけではありません

難しい事がたくさんあります

時に、それが強く出てしまうと次のステップに進めない事もあるのです

いろんな場面でトラウマや対人恐怖症の弊害が生じてきます

 

「親はいつまでも生きているわけじゃないから早く何とかしてあげろ!!」

と他人は簡単に言うのですが・・非常に困難な事もあるのです

 

全ての事が簡単に、何でも出来るのならいいのになあ~と心から思います

 

 

相変わらず一人での戦い・・11年目に突入です

 

まだ、何一つ終わってはいません

 

終わるかどうかも分かりません

 

心ある人間相手だったらとっくに解決している事なのかもしれませんが・・

 

10年以上たっても何も解決していないところを見ると・・

 

きっと・・

 

 

敵は人間ではないのでしょう・・・

 

 

 

ゾンビか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

ところで・・・

 

エテの失った大切な時間、返してもらえませんか

 

 

嘘は許さない

君の澄んだ目が語っている・・

戦いは終わってはいない

 

 

エテを心から導いてくれる人って出会えるのかな

 

旅にでも出なきゃ会えませんか・・・